【世界一周旅行記1】旅ルートの決め方が重要なワケ

一人旅のルート決めについて

7ヶ月間36カ国世界一周旅はアメリカからスタート!

長年英会話講師として働いていましたが、ストレスで自律神経失調症となり、一度仕事と日本を離れて気分転換がしたい!ということで半年間の世界一周バックパッカー旅を実現させた話です。

(↑私の世界一周ルートです)

まず、アメリカを1カ国目にした理由は二つあります。いわゆる「東周り」の旅です。

1.夏に日本を出発したので、アメリカ大陸やヨーロッパなどは過ごしやすい気候の時期に訪れ、いつでも暖かいアジアを冬の季節に巡ることで荷物も少なく済み、効率が良いと考えたから
2.一人旅経験が既にあったことと、英語でのコミュニケーションに大きな問題や不安がなかったから
3.世界一周旅としては比較的旅の期間が短く、帰国日まで決まっていたため、帰国後の日本の生活に戻りやすい条件が重要だった

各国のベストシーズンと荷物の重さを重視した結果

「1」の季節については、しっかりと検討して悩んで決めました。
もちろんその国によってベストシーズンがあり、どの国もベストシーズンに訪れたいけれど、そんなことは不可能です(笑)
それでもできるだけ多くの国へできるだけ良い時期に効率良く訪れようとすると、私のような夏(7月)日本出発の場合は東周りであるという決断に至りました。

バックパックも20kgが限界で、嵩張る洋服をできるだけ少なくしようとすると「夏を追いかける旅」が一番の案だと思いました(笑)

結果、ボリビアの高地やブータンなど標高の高い街に行く時にフリースジャケットやマフラーなどを買い足したくらいで、それ以外は夏服で過ごすことができました!

旅人フレンドリーなアジアが一人旅で人気な理由

「2」については、旅先で出会った旅人に聞くとやはりアジアスタートの「西周り」が多かったです。
タイなどの日本人バックパッカーや日本人宿などが充実した旅人フレンドリーな国からスタートすることで、
英語初心者でも旅しやすいこと
一人旅慣れの練習ができること
日本人も多いので友達作りや情報収集がしやすいこと
滞在費を安く抑えられる
食べ物が日本の味に近いこと
気候が温暖で過ごしやすいこと
などのメリットがあります。
私の旅仲間の一人から聞いた話では、バンコクにある有名な日本人宿に泊まっている日本人たちは、何もせずただ仲間と過ごすことが楽しくて居心地が良すぎて、その宿からなかなか抜け出せずに何ヶ月も過ごしてしまった・・・なんてこともよくあるそうです(笑)
旅人の中ではそうした状況を「沈没」と呼んだりします。それもそれで楽しそうですが、時間がある人に限りますね(笑)
私は英会話講師をしていて英語コミュニケーションには問題がなかったので、アメリカを1カ国目に選ぶことにも抵抗はありませんでした。

帰国後の生活に戻りやすくするめに

「3」についても、入念に検討した上で出した答えが「東周り」の旅スタイルでした。
休職制度を利用して世界一周をしていた私。半年間の休職期間+有給をくっつけて7ヶ月間の旅でした。
1年以上旅している旅人が多いなか、ほぼ半年で世界を一周するルートを組むのは結構大変でした(笑)
できる限り期間いっぱいに旅をしたかったので、旅の終わりである帰国日をしっかりと事前に決め、帰国した3日後から職場復帰という怒涛のスケジュールでした(笑)
少しでも帰国後の日本の生活にすぐ体か戻れるようにと考えたポイントは、
時差ボケが少なくて済むように、帰国する前は日本に近いアジアやオセアニアにいること
食べ物や生活スタイルが日本に似ていること
などにより、最後の旅先はアジアとなりました。
結果、無事3日後から大きな問題なく職場復帰をすることができました!

旅ルートの決定は重要!

以上が、私の旅スタイルのために考えた私に合ったベストルートです。これから世界一周に行くという人、いつか一人旅がしたいという人、皆さんそれぞれに合ったベストルートを事前にしっかり考えてみるというのは非常に大事です。

国を全て細かに決めてしまうと、計画に縛られて自由な旅ができないというデメリットもあるのですが、ざっくりと大陸のルートを決めるとか、絶対にここだけは行きたいという国をリストアップしておいて優先順位をつけるとか、そのくらいのざっくりした予定やルートは必須です。

行き当たりばったりの旅もとても楽しいのですが、期間や予算が限られている旅においては、少しでも多く夢ややりたかったことが叶うよう、自分に合った効率良く充実した旅ができる方法を考えておくのがおすすめです。

 

これから海外旅についての記事をどんどん書いていきますので、これから旅をする方へ少しでも参考になりましたら幸いです!

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